地下40mのもぐら駅「筒石駅」を見学する！ カテゴリ：その他　　地域：新潟

　
以前紹介した土合駅。
なんと地下70mの深さにある駅で、462段もの階段を下ってホームまで行く日本一深い駅となっていた。

そこまでの深さではないが、同じく地下にホームがあり、290段の階段を下っていく駅が新潟にあると聞いて行ってみる事に。




それがこの筒石駅。

えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインというなんともメルヘンな名前の路線にある駅だ。
もともとは国有鉄道信越線支線という普通の名前の路線だったのに、なぜそんな名前に･･･？

駅舎の見た目は普通のプレハブのような建物。
なんと無人駅ではなく、係の人が常駐している。140円の入場料を払ってホームまで行くことが出来るぞ。




駅のそばには看板があり、筒石駅の説明が書いてある。
土合駅が地下70mなのに対して筒石駅は地下40ｍ。
そこまで大したことなくない？と思ってしまいそうだが、土合駅がすごすぎるだけで地下40ｍだって十分すごいよなぁ。




ホームへは長ーーーい階段を下っていく。
「駆け込み乗車はおやめください」とあるけど、駆け込み乗車なんて死亡フラグでしかない気がする。




看板を見終わったので、140円を払ってさっそく入場！
駅舎の裏にホームへの入口のトンネルがあった。




おぉー！！
確かに長いトンネルだけど、土合駅ほどではないかな。
ちなみに、ピントがなかなか合わず、階段の中腹で写真を撮りました。




土合駅は上り線が地上にあり、下り線が地下に合ったのに対して、筒石駅は上り線も下り線も地下にある。
まずは手前の直江津方面から行ってみることにしよう。




こーんなトンネルの中を進んでいく。
かなり湿度が高かったが、トンネル内部の温度はわりと低かったので涼しかった。
しかし、これだけ明るいからまだしも、暗かったら不気味だろうなぁ。




通路を進むと下り線のホームへ続く階段があった。
ここを下っていくと･･･




待ち合いスペースがあった。
確かにホームで待つよりかはここの方が安心かも。




ちなみに電車は１時間に一本。
一本逃してしまって次の電車が来るまでこの待合室で待つのは割と苦行だｗ




2017年の１日の乗降者数の平均は23名。
このベンチが埋まることなどあるのだろうか？






温度は18度なのだが、湿度が80％を超えている。
割と辛い環境だ。本なんか読んだらシワシワになっちゃいそう。

待合室の観察もそこそこにしてホームに向かおうとすると･･･




ちょうど電車が来ていた！！
これはぜひとも撮らねば！！










なんと全くの偶然だったが、上り列車を撮影することができた！
･･･でも筒石駅では停まらずに通過してたな。




改めてホームを見回すとこんな感じ。
先ほどの待合室以上に湿度が高く感じる。




この出口を通ると先ほどの待合室に戻る。
とりあえず反対ホームも見てみることにしよう。




こちらが糸魚川方面のホーム。
先ほどとほとんど同じ構造をしている。




ホームに下りてきた。
改めて見てみると土合駅と比べて大分ホームが狭い。
うっかり線路に落ちてしまったらと思うと恐ろしい。




さて、楽しんだところで出口へ戻るとしよう。

というわけで、筒石駅。
素晴らしい異空間を味わうことが出来る駅。
電車でアクセスしてしまうと次の電車を待つのが大変だが、車で来て入場料を払ってホームまで行くことも出来るので、北陸観光に来た際にはオススメの場所だ。




場所はこのあたり
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